前回のBonDriverProxyのオプション機能でBonDriver_Splitterと言うのがあるが
この機能は不要なパケットを削減することが目的である
主な機能は
①不要パケットを削除(PSI/SIやデータ放送)
CAT, NIT, SDT, H-EIT, TOT, SDTT, BIT, M-EIT, L-EIT, CDT, ECM, EMMなどが指定可
TYPEDでデータ放送も削除できる
②BSCS放送の同一トランスポンダチャンネルの1チャンネル1サービス化
特にCSなどは1トランスポンダで3チャンネル分以上の帯域を確保しているので
1チャンネルを1サービスに絞ることで大幅にパケットの削減ができる
1トランスポンダが40Mbps程度なのでHDチャンネルだと13Mbps程度まで絞れる
③地上波と衛星波のBonDriverを1つにまとめる
BonDriver_Splitterが両方のBonDriverを同時に読み込めるので
TVTestで視聴する場合などで地上<->衛星チャンネルの切替が楽になる
*ただし制限として同時に使用できるのは2チューナーまで
メインで使う機能としては②だと思うのでそちらを視聴メインで解説
BonDriverProxyEXが動く環境を予め構築しておくことが前提となる
○BonDriver_Splitterのビルド
公式Gitからソースコードを入手しVS2017などでビルド
できあがったBonDriver_Splitter.dllを
ホスト側→BonDriverProxyEX.exeと同じフォルダにコピー
BSCSの録画にも使用するのでBonDriver_Splitter-S0.dllなどにリネームし
チューナー数分コピーする
クライアント側→TVTestフォルダにBonDriver_Splitter.dllとしてコピー
視聴のみに使用予定
○BonDriver_Splitter.iniの編集について
ホスト側とクライアント側で若干違う上 設定方法も何パターンかある
以下CSの例
①チャンネル定義がホストとクライアントがトランスポンダ順
②チャンネル定義がホスト→トランスポンダ順 クライアント→サービスID順
③チャンネル定義がホストとクライアントがサービスID順
結果的にはどの設定例でも問題なく視聴できるのだが後々のことを考えて
③の方法が一番スマートな気がしたのでこの方法を解説
1.まずBonDriver_Splitter_Sample.iniをBonDriver_Splitter-S0.iniなどdllと同じファイル名にリネームし同じフォルダにコピー
*録画にも使用するので使うチューナー数分コピーが必要
2.ホスト側のini設定
*BonDriver_Splitter-S0.dllで読み込むのはBonDriver_PT-S0.dllのみにして
1つのdllに割り当てるチューナー数は1つに絞る・・・これをチューナー数分行う
*録画に使う場合は[SPACE00]にBS、[SPACE01]にCSのパススルー
[SPACE02]にBS、[SPACE03]にCSの1サービス化を設定する
[BONDRIVER]のdll指定は1つのみにする
1サービス化のUSESERVICEID=1の設定を忘れずに!
CSの1サービス化チャンネルの並び順がトランスポンダ順になっているのでサービスID順にソートする
*BSは左から3つ目の数字(対象BonDriverでのスペース番号)が
BonDriver_PT-S.ChSet.txtの左から2つ目の数字(BonDriverとしてのチューナ空間)と同じであればそのまま使用可能
以上を踏まえてiniの設定例を以下に記す
; ////~前略~//// [BONDRIVER] 00=BonDriver_PT-S0.dll [SPACE00] NAME=BS(pass through) USESERVICEID=0 000=BS朝日 0 0 0 001=BS-TBS 0 0 1 002=BSジャパン 0 0 2 003=WOWOWプライム 0 0 3 004=WOWOWライブ 0 0 4 005=WOWOWシネマ 0 0 5 006=スターチャンネル2/3 0 0 6 007=BSアニマックス 0 0 7 008=ディズニーチャンネル 0 0 8 009=BS11 0 0 9 010=スターチャンネル 0 0 10 011=BS12トゥエルビ 0 0 11 012=FOXスポーツエンタ 0 0 12 013=BSスカパー! 0 0 13 014=放送大学 0 0 14 015=BS日テレ 0 0 15 016=BSフジ 0 0 16 017=NHK BS1 0 0 17 018=NHK BSプレミアム 0 0 18 019=グリーンチャンネル 0 0 19 020=J Sports 1 0 0 20 021=J Sports 2 0 0 21 022=シネフィルWOWOW 0 0 22 023=J Sports 3 0 0 23 024=J Sports 4 0 0 24 025=BS釣りビジョン 0 0 25 026=BS日本映画専門ch 0 0 26 027=ディーライフ 0 0 27 [SPACE01] NAME=110CS(pass through) USESERVICEID=0 000=ND2 0 1 0 001=ND4 0 1 1 002=ND6 0 1 2 003=ND8 0 1 3 004=ND10 0 1 4 005=ND12 0 1 5 006=ND14 0 1 6 007=ND16 0 1 7 008=ND18 0 1 8 009=ND20 0 1 9 010=ND22 0 1 10 011=ND24 0 1 11 ; //////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// [SPACE02] NAME=BS USESERVICEID=1 000=BS朝日 0 0 0 151 001=BS-TBS 0 0 1 161 002=BSジャパン 0 0 2 171 003=WOWOWプライム 0 0 3 191 004=WOWOWライブ 0 0 4 192 005=WOWOWシネマ 0 0 5 193 006=スターチャンネル2 0 0 6 201 007=スターチャンネル3 0 0 6 202 008=BSアニマックス 0 0 7 236 009=ディズニーチャンネル 0 0 8 256 010=BS11 0 0 9 211 011=スターチャンネル1 0 0 10 200 012=BS12トゥエルビ 0 0 11 222 013=FOXスポーツエンタ 0 0 12 238 014=BSスカパー! 0 0 13 241 015=放送大学BS1 0 0 14 231 016=放送大学BS2 0 0 14 232 017=放送大学BS3 0 0 14 233 018=BS日テレ 0 0 15 141 019=BSフジ 0 0 16 181 020=NHK BS1 0 0 17 101 021=NHK BS1(102) 0 0 17 102 022=NHK BSプレミアム 0 0 18 103 023=グリーンチャンネル 0 0 19 234 024=J Sports 1 0 0 20 242 025=J Sports 2 0 0 21 243 026=シネフィルWOWOW 0 0 22 252 027=J Sports 3 0 0 23 244 028=J Sports 4 0 0 24 245 029=BS釣りビジョン 0 0 25 251 030=BS日本映画専門ch 0 0 26 255 031=ディーライフ 0 0 27 258 [SPACE03] NAME=110CS USESERVICEID=1 000=ショップチャンネル 0 1 3 55 001=スカパー!プロモ100 0 1 1 100 002=QVC 0 1 10 161 003=東映チャンネル 0 1 3 218 004=衛星劇場 0 1 3 219 005=映画・chNECO 0 1 1 223 006=ザ・シネマ 0 1 1 227 007=ムービープラス 0 1 8 240 008=スカイA 0 1 1 250 009=GAORA 0 1 5 254 010=日テレジータス 0 1 11 257 011=ゴルフネットワーク 0 1 8 262 012=SKY STAGE 0 1 7 290 013=時代劇専門チャンネル 0 1 6 292 014=ファミリー劇場 0 1 6 293 015=ホームドラマCH 0 1 2 294 016=MONDO TV 0 1 11 295 017=TBSチャンネル1 0 1 0 296 018=TBSチャンネル2 0 1 10 297 019=テレ朝チャンネル1 0 1 0 298 020=テレ朝チャンネル2 0 1 0 299 021=日テレプラス 0 1 11 300 022=銀河◆歴ドラ・サスペ 0 1 7 305 023=フジテレビONE 0 1 9 307 024=フジテレビTWO 0 1 9 308 025=フジテレビNEXT 0 1 9 309 026=スーパー!ドラマTV 0 1 6 310 027=AXN 海外ドラマ 0 1 7 311 028=FOX 0 1 10 312 029=女性ch/LaLa 0 1 8 314 030=AXNミステリー 0 1 11 316 031=スペシャプラス 0 1 11 321 032=スペースシャワーTV 0 1 10 322 033=MTV 0 1 2 323 034=エムオン! 0 1 5 325 035=ミュージック・エア 0 1 3 326 036=歌謡ポップス 0 1 2 329 037=キッズステーション 0 1 5 330 038=カートゥーン 0 1 10 331 039=AT-X 0 1 7 333 040=ディズニージュニア 0 1 3 339 041=ディスカバリー 0 1 2 340 042=アニマルプラネット 0 1 2 341 043=ヒストリーチャンネル 0 1 1 342 044=ナショジオ 0 1 7 343 045=日テレNEWS24 0 1 3 349 046=TBSニュースバード 0 1 10 351 047=BBCワールドニュース 0 1 7 353 048=CNNj 0 1 2 354 049=囲碁・将棋チャンネル 0 1 1 363 050=スカサカ! 0 1 4 800 051=スカチャン1 0 1 4 801 052=スカチャン2 0 1 4 802 053=スカチャン3 0 1 4 805
3.BonDriverProxyEx.iniの編集
[BONDRIVER]の衛星チューナーのグループに今回用意したSplitterのdll名を記入
[BONDRIVER]
00=PT-T;BonDriver_PT-T0.dll;BonDriver_PT-T1.dll
01=PT-S;BonDriver_Splitter-S0.dll;BonDriver_Splitter-S1.dll;BonDriver_Splitter-S2.dll;BonDriver_Splitter-S3.dll
この時点で一度クライアント側アプリで視聴・録画テストをしてみる
4.クライアント側TVTestでチャンネルスキャンをする
BonDriver_Proxy-S.dllなどを指定してチャンネルスキャンしてみる
指定した時点でチャンネル空間の定義がBonDriver_PT-S.ChSet.txtから
BonDriver_Splitter-S0.iniなどの定義に変わっているので
さらにチャンネル空間自体も
BS(pass through)
110CS(pass through)
BS
110CS
の4つが表示されているはず
TVTestのチャンネルスキャンメニューでそれぞれチャンネルスキャンしてみる
するとBSと110CSについては1サービス化されているのでスキャン結果がおかしい
具体的には名前とチャンネルの項目が双方で食い違っているチャンネルが有るはず
その場合は名前とチャンネルの両方がおなじ結果にのみチェックを入れる
OKを押して適用したあとCSのチャンネルに合わせて視聴を行い
ビットレートの表示が13Mbps前後になっていれば成功
5.適宜録画アプリでチャンネルスキャンなど設定を行う
*録画では基本的にパススルー設定を使用する
・TVRockの場合
dllの指定はTVTestフォルダのBonDriver_Proxy-S.dllが利用できる
またチャンネル定義はBonDriver_Proxy-S.ch2ファイルを読み込むので
4.の時点で作成されているはずなので特に設定の必要はない
*BonDriver_Splitter.iniの[SPACE00] [SPACE01]以外にパススルー設定をした場合
例:TVTestの.ch2が
;#SPACE(2,BS(pass through))
;#SPACE(3,110CS(pass through))
等の場合
TvRockOnTVTest.iniに以下の設定が必要
[DID_C]
;;BS/CSの設定。
BSIndex=2 ;;デフォルトは0
CSIndex=3 ;;デフォルトは1
・EDCBの場合
EpgDataCap_Bon.exeでチャンネルスキャン
基本的にiniの定義に基づいて1サービス化含め全チャンネル設定がスキャンされるが
1サービス化されたチャンネルのスキャン結果は削除しておく
*ちなみにパススルーチャンネルを使用した場合はiniの[OPTION]項目は無視される
録画やEPG取得の場合はトラブルのもとなので[OPTION]設定はそもそも使用しない
以上でホスト側の設定は終了
次回はクライアント側の設定を行う






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