Fateの各ルート感想が書いてたら長くなっちゃったので
各ルートごとに分けました
Fateでは各ルートごとに
スタート(セイバー召還、聖杯戦争参加)とゴール(聖杯破壊)は一緒なんだけど
途中の展開は全く違います
各ルートで日付は同じでも並行世界パラレルワールドという位置付けです
出てくる登場人物とかの扱いも全く違います
あるルートであっけなく死んだサーヴァントがなぜか違うルートでは中ボスだったり
そもそも出てくるサーヴァントが違ったり
なのでそういったことを踏まえて各ルートの感想を書きます
まずセイバールートでは聖杯戦争の大まかな仕組みなんかを理解させるのだけど
セイバーは自分は女を捨て男として生きていること
生きていた時代の民たちへの思いの強さ清楚さが
士郎との仲をギクシャクとさせ展開を妨げます
なのではじめのうちは士郎の片思いというか一方的なアタックな感じです
初Hも半ば強引だし魔力補給が名目なのでやや煮え切らないですが
自分の願いを士郎に正されたり士郎との平穏な生活と
戦いの中で知らぬうちに徐々に士郎に惹かれていきます
自分の願いが段々と薄れて本当の自分のしたい事、望むことが見えてきます
最後の山場の一つで綺礼に聖杯を得て願いを叶えたいのなら士郎を殺すように促されても
「私はシロウが欲しいと言ったのだ」なんて言ったりします
最後の夜の同衾でも結局好きか否かどっちつかずなままでしたが
最後のセイバーが消えるシーンで「言い忘れたことがある」として
「シロウ――――貴方を、愛している」なんて言って直後に消えてしまうという
なんか切ないですけどそこがセイバーらしいというか
最後の最後まで理想を追い求めたんですね
セイバーの願いは聖杯を使って死んでしまった民たちを復活させることなんですが
そこには士郎の理想である「自己を犠牲にして周りの全ての人間を助ける」
と言う意味も含んでいます
死して尚英霊として人間を守護すると言うことも含まれます
セイバーの理想を正すのは士郎自身の理想を否定することでもあるのです
もちろんその理想を改めるきっかけには聖杯が自分の思っていた物とは違うということ
聖杯は人間の負のエネルギーとして死んだ人間の魂を糧にしているので
聖杯は厄災しか起こさないと言う内容も後押しになってはいます
何より死んだ人を利用することはセイバーの理念に反することなのです
マスターに召還されるサーヴァントはマスターに似た思想を持った者である
という設定は後のルートでも生かされていきます
セイバールートの切り札は「カリバーン」と「アヴァロン」でしょう
なんで士郎がバーサーカにミンチにされかけても死なないどころか直ったりするのか
というある意味奇蹟についての明確な答えでもあるのですが
Fateではサーヴァントの思想や生い立ちが夢としてマスターに認識されるという
設定がありますがそこには士郎がカリバーンやアヴァロンとかを投影できるようになる
きっかけ作りにもなっていたりします
エンディングはセイバーが居なくなっても士郎は普通の日常に戻っていくだけという
なんか拍子抜けした内容でしたが
一方セイバーは聖杯が無くなったので普通に人間として死を迎えます
これは死して尚人間に尽くす英雄になるという彼女の願いに反するが
それは自己犠牲の上に成り立つ理想から解放されたことでもある
セイバーを女性にしたことやアーサー王伝説をうまく織り交ぜたことの意外性とか
そういった点が好きですね






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